成年後見は、認知症や障害などさまざまな理由から、判断能力が十分ではない人へ法律面から支援・保護を行う制度です。後見制度を利用すると被後見人は個別の契約などが結べなくなるため、訪問販売や高額な契約を阻止することができます。司法書士が行う役割は、財産管理と身上保護です。ご本人に代わって詐欺や損害が出ないよう財産管理を行い、生活状況などに配慮して施設入所や入院の契約を行います。
【 主な業務 】
お身内が亡くなられた時、その方が所有していた遺産について、どのように相続するかを決めて名義を変更する必要があります。葬儀や法要などで忙しい時期である上に、遺産分割協議で親族と揉めるケースも多々あります。司法書士の役割は、相続業務に携わってトラブルを防ぎ、手続きをスムーズに完了させることです。遺産分割協議などで揉める可能性がある場合、第三者である司法書士が間に入ることでトラブルに発展することなく話し合いが行えます。
【 主な業務 】
司法書士は、土地や建物の売買などの不動産取引を行うにあたって、トラブルが怒らないよう契約書のチェックから法的なアドバイス、手続きに必要な書類作成などを行っています。お客様の財産を守るためにも、登記を記録し、権利関係や状況がわかるようにして、取引の安全性と円滑をはかりましょう。
【 主な業務 】
会社・法人の設立を行う際には登記が必要となり、登記内容に変更があれば変更手続きも行う必要があります。登記事項が変更になったにもかかわらず一定期間内に登記の変更を行わなかった場合、過料が処されます。司法書士は株式会社、合同会社の他にも医療法人や一般社団法人など、法人において必要な登記手続きを担当しています。登記内容に変更があった場合、速やかに手続きを完了させます。
【 主な業務 】